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蔓性麻科の多年生作物であるホップは、春の雪解けと共に冬の眠りから覚め活動を開始します。
土に被覆されたたホップの株は地中で、その上部から一斉に萌芽を始めます。その芽の数は成年株では300本以上とも言われています。
農家はその芽の本数をそろえるための第1段階である株ごしらえと呼ばれる作業から始まります。 |
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暖候期と共にホップの芽は力強く伸びだしてゆきます。これからはホップ園ではホップの蔓の成長と競争で作業が進められます。芽の成長を揃えるための選芽作業、更にホップが天空に登ってゆく為にトワインの支えを与える蔓上げ作業が行われます。
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| この時期一日に15cmから20cmも伸びるホップは本来7mから8mの高さの棚を必要とします。然し日本のホップ園の棚は5mの高さしかないので、人手で2mから3mの長さで蔓を引き下ろします、蔓下げ作業と呼ばれる作業で、ホップ栽培では収穫作業に告ぐ労力を要する作業と言われています。又この頃から病虫害防除の薬剤散布作業が7〜8日間隔で行われます。 |
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| このころホップ園の作業にゆとりと楽しさが生まれる時期です。7月上旬から中旬にかけて伸びた側枝は孫蔓をつけ、沢山の毛花と呼ばれる花を着生させます。然し気象条件が悪く、且つ防除作業が上手く行かなければ、せっかく着いた毬花をどんどん減らす結果になります。ホップ園の観察が大事な時期であります。 |
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| 適度な日照と土壌水分があれば毬花は日々成長し、やがて収穫期を迎えます。ホップ園主は収穫準備に忙しくし、20日前後にはそれぞれ収穫作業が始まります。 |
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| 現在では上旬には殆どのホップ園で収穫作業が終わります。中旬ごろには岩手ホップ管理センターへの収納も終わり、その年のホップの作業は完了です。 |
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| ホップ以外の農作物の作業の合間を縫って、来年のための作業の色々な準備を進めて行きます。棚の補強やトワインの準備等ですが、作業の都合によっては秋の内に株開き株こしらえまで済ませる人も少なくありません。 |
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昭和20年代日本のビールは100%国産ホップで醸造されていました、しかし現在各メーカー平均で10%前後です。
農産物、海産物の中にはそうした状況のものも少なくありません。しかしそれが望ましい姿であるとは、私達は考えてはいません。日本の消費者のために安全で安心な原材料を、作り続ける事が私たちの願いです。 |
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