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岩手のホップ栽培の始まり
昭和31年30数名により6ha程で、当時の江刺町において、岩手に於ける本格的栽培が始まりました。当時数少ない有望な換金作物として普及して行きました。
産地としての特徴
岩手のホップ栽培の特徴的なことは、キリン、アサヒ、サッポロ、サントリービール4大メーカーが揃って岩手での契約栽培を展開した事です。それだけ気象など自然条件がホップ栽培に適している事を立証していると言えます。
栽培分布
岩手県におけるホップ栽培の分布は現在、奥州市江刺区、北上市、遠野市、花巻市石鳥谷町、紫波町、盛岡市玉山区、二戸市、軽米町等で行われています。
各産地専門農協の様子
各産地に於いて夫々に専門農協または生産組合が組織され、各メーカーとの契約を結び栽培指導を行っています。
生産高、生産額
各産地毎の生産量は以下の通りであるが、1戸当たり販売金額は200万円から300万円の層が多い。
岩手県下組合毎面積生産量 (平成20年産)
| 組合 |
戸数 |
栽培面積(a) |
生産量(kg) |
10a当収量(kg) |
| 岩手県北ホップ農協 |
24 |
2,605.6 |
57,038.2 |
218.9 |
| 遠野ホップ農協 |
50 |
3,689.0 |
70,735.4 |
191.7 |
| 江刺忽布農協 |
29 |
2,062.0 |
42,431.0 |
205.8 |
| サントリーホップ生産組合 |
6 |
95.6 |
1,894.6 |
198.2 |
| 岩手アサヒホップ生産組合 |
6 |
165.0 |
4,632.1 |
280.7 |
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| 合計 |
115 |
8,617.2 |
176,731.3 |
205.1 |
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国産ホップの発祥
国産ホップの栽培は明治初期、北海道に於いて始まったと言われているが、本格的に普及が始まったのは明治後半になり、山梨、長野県等であった。
更に各メーカーが本腰を入れて契約栽培を進めてきたのは日中戦争により海外からの入手が困難になって来たからであった。東北には昭和25〜26年以降であり栽培面積生産額のピークは昭和50年代後半であり、やはり国産農業の趨勢、海外事情、為替相場の動向と密接に関連している。
国産ホップの分布及び各産地
国産ホップの産地は、温暖化の気象条件も影響して、東北に移動し限定されて来ている。現在では山形、岩手、秋田、青森、の各県と北海道において栽培が続けられている状況である。
全国県別面積及び生産量
| 県別 |
耕作者数 |
栽培面積(a) |
生産量(kg) |
単収/10a |
| 北海道 |
3 |
291 |
5,576.9 |
191.6 |
| 青森 |
15 |
1,485 |
31,837.4 |
214.4 |
| 岩手 |
115 |
8,617.2 |
176,731.3 |
205.1 |
| 秋田 |
94 |
5,477 |
130,597.7 |
238.4 |
| 山形 |
88 |
4,619 |
101,695.8 |
220.2 |
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| 合計 |
315 |
20,489.2 |
446,439.1 |
217.9 |
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