北上服飾専門学院で校名変更後初の入学式
北上服飾専門学院(高橋英雄校長)の入学式は十日、北上市本通り二丁目の同学院で行われた。旧北上文化服装専門学校の校名変更と校舎移転をしてから初めての式には、二年課程の洋裁和裁専門科に一人、主婦らが学ぶ婦人クラブに三人の入学者を迎えた。洋裁和裁の専門技術と、社会人に必要な教養を身に付けるため、新たな第一歩を踏み出した。
午前十時からの式には、入学生と教職員、在校生など関係者十六人が出席。高橋校長は「昭和二十年の私塾開設から長い時間を経て、校名と校舎が変更され、無事に入学式を迎えることができた。生徒は専門学校の伝統を受け継ぎ、学院の新しい伝統を築き上げてほしい。一人ひとりが選択した課程において、専門技術の習得、知性と教養を磨くと同時に思いやりの心を養ってもらい、巣立つことを期待しています」と式辞。小原和子理事長は「学院の第一歩を踏み出しましたが、皆さんと一緒に学校をつくっていきたい」と生徒を激励した。
在校生代表の阿部浩美さん(18)が「作る喜びを共に味わい、規則正しい生活を送りながら一緒に学びましょう」と歓迎の言葉を送った。
これに対し、式に出席した三人の入学生を代表して専門科一年の菊池麻由子さん(18)は「自己の品格を磨いて、服飾技術の習得に努めます」と学業に邁進(まいしん)する決意を示した。
昨年度まで同市花園町にあった北上文化服装専門学校(昭和二十五年創立)は、名称を一新して同市本通りのビルに移転し、三、四階を使用する。在校生は五人おり、専門科の二年生三人、三月末で卒業した二人が研究科の生徒として残った。婦人クラブには市内や奥州市から三人が入学しており、今後四、五人が増える見通し。
教職員は高橋校長、小原理事長を含めて十人。東京から専門講師を迎えたパターン製作ほか、フラワーデザイン、ガーデンプランニング、書道、茶道などの新しい授業にも挑戦する。
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